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激しい頭痛
もし激しい頭痛が起こった時は?
もし、今までに経験したことがない激しい頭痛が起こった場合は、迷わずに救急車を呼んでください。このような症状がある場合は脳卒中の可能性が極めて高いです。脳卒中は時間との勝負ですので、「おかしい」と思ったら我慢せずに救急車を呼んでください。
脳卒中は治療が早ければ早いほど予後が良い
今起こっている頭痛が救急車を呼ぶべきものかどうか、自己判断が難しいケースも多いのですが、手遅れになったら意味はありませんので、躊躇せずに呼ぶべきです。
あと、急に手足の麻痺や言語障害が出た時もすぐに呼んでください。脳卒中は治療が早ければ早いほど予後が良く、昔は残念ながら助からないことも多かったのですが、今では“血管内治療”が進歩していて、血栓回収することでかなりの予後が期待できるようになっています。
めまい
CT検査では診断がつかないことも
めまいがある場合、小脳梗塞や小脳出血、脳幹部の病変などの病気が考えられます。CTで脳幹を撮っても診断がつかないことが多いので、脳幹梗塞などの場合にはMRI検査が必要になります。
当院なら即日検査・即日結果説明が可能です
めまいなどの症状があっても、受診するところによってはCT検査だけで終わることがあります。どこもMRI検査は基本予約制で、緊急性があると判断した場合はMRI検査を撮ることもありますが、MRIが撮れるところは大病院がほとんどで、地域の医師が急にオーダーしても「2~3ヶ月待ちです」と言われることが多いです。
つまり、心配な症状があって受診しても「検査は2ヶ月後」と言われてしまうのです。このように、“本当はMRI検査が必要なのに撮れてない患者様”もおられるという現状があります。
京都市伏見区のやまな脳神経クリニックでは、MRIの即日検査・即日結果説明を基本としていますので、めまいなど気になる症状がある場合、その日のうちに解消することが可能です。
手足の痺れ
レントゲンだけではわからないことも
手足の痺れがある場合、脳卒中、頚椎・腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症などが考えられます。脳卒中以外で痺れがある場合は、通常レントゲンを撮るのですが、ヘルニアはレントゲンだけではわからないことも多いので、MRI検査が必要になります。
MRIとCTの違い
MRIとCT、それぞれに得意分野がありますが、端的に比較するとMRIの方が検査機器として優れていると言えます。
ペースメーカーや除細動器が体内に入っている場合はMRIが使えないので、そういう方にはCTが使われます。ですが、そういった禁忌事項がなければ、MRIなら放射線被曝もないですし、圧倒的に情報量が多いので優位です。MRIだけで出血か梗塞か、また血管病変かなどがわかります。
もちろん、レントゲンにも良い部分があるので、当院でも導入して様々な検査で活用しています。
顔面麻痺・痛み
顔の痛みの原因として三叉神経痛があり、三叉神経に血管や腫瘍が当たることで起こるのですが、それもMRIを撮ってみないとはっきりとはわかりません。
ただ、顔の痛みを訴える方が来られてMRI検査を行ったところ、腫瘍が見つかったというケースもあります。
なので、どのような症状であっても、MRIを撮ってみないとわからないという部分が多いです。原因がはっきりしないままお薬を処方するというのは違うと思いますので、きちんとした診断を受けるためにも、MRI検査を受けていただきたいと思います。