INTERVIEW院長インタビュー

「人を診たい」「困っている人の助けになりたい」
病弱だった子供の頃の憧れを胸に医師の道へ

院長

NORIKAZU YAMANA

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どうして医師になろうと思われたのですか?

どうして医師になろうと
思われたのですか?

INTERVIEW 01

小さい頃は病気がちで、3日に1回は病院に行っていました。その時、お世話になっていた小児科の先生がすごく良い先生で、幼いながらに「医者ってすごいな」と思っていたのでしょうね。
スポーツをするようになってからは、「健康優良児」として表彰されるくらいまで丈夫になりましたが、体が弱かった時の経験があるので、医師になることへの憧れがありました。

では進路も医師を目指して医学部へ?

では進路も医師を目指して
医学部へ?

INTERVIEW 02

いえ、高校在籍中に遺伝子工学に関する研究に興味を持ちまして、卒業後はその分野の学部へ行きました。そこで研究を始めたのですが、細胞を扱うよりも「人を診たい」「困っている人の助けになりたい」という思いが芽生えてきて、それで昔病気がちだったことも思い出して医学部に入り直すことにしました。

“人に接したい”という思いがあったわけですね?

“人に接したい”という思いが
あったわけですね?

INTERVIEW 03

そうですね。科学への興味から研究者になりましたが、ずっと「このままでいいのかな?」という思いがあり、過去を振り返った時に「医師になりたい」という思いが強くなったのです。

医学部に入ってからの経緯を教えてください

医学部に入ってからの経緯を
教えてください

INTERVIEW 04

医学部に入って色々な医療を目にし、どういった進路へ行くかとなった時、自分の手で治すことができる外科分野に魅力を感じました。なかでも繊細な手技が要求され、なかなか挑む人が少ない“脳神経外科”にチャレンジしたいと思いました。
脳神経外科の手術は顕微鏡下で行うので、他科と比べて出血がほとんどない“非常にきれいな手術”となるのが特徴で、「他科と全然違うな」という印象が強かったです。
そして脳は“人間を人間らしくする”という部分を司っている臓器で、そこに携われるのはここしかないということで、脳神経外科に進みました。

信州大学を出てからは、そこに残るか、京都大学に行くかという選択肢があったのですが、「どうせやるなら日本一のところで」ということで京都大学を選びました。

難しいものへチャレンジし、厳しい環境に身を置きたいという気持ちが強いのですね

難しいものへチャレンジし、
厳しい環境に身を置きたい
という気持ちが強いのですね

INTERVIEW 05

そうですね。けれど最初から顕微鏡手術ができるわけではないので、最初は京大病院で研修医として勤め、大阪赤十字病院でも2年くらい働いて、ようやくちょっとしたことができるようになりました。
京大には「研究をして博士号を取る」という教育機関としての側面もあるので、その通例に従って大学院に行って研究もしていました。ただ京大の博士号はかなり難しくて、学生時代に同期で学位を取れたのは私だけでした。
私が行ったところは医学部長がいる厳しい研究室で、休みなしで研究していました。ただ、それはそれで良い経験となり、比較的早い段階で学位が取れました。

大病院で治療を受けられた方が地域へ
戻られた時の受け皿となるために
伏見にMRI検査が即日受けられる
医院を開業

医師を目指して大学を入り直した時から、独立開業は考えていたのでしょうか?

医師を目指して大学を
入り直した時から、独立開業は
考えていたのでしょうか?

INTERVIEW 06

全然考えていなかったです。単純に困っている人を助けることができる医療に携わりたいという思いだけで医学部へ行ったので、開業医などの仕事形態についてはまったく考えていなかったです。
研究は研究で大きな役割があると思うのですが、とにかく「現場でやっていきたい」という気持ちがありました。

独立しようと思われたきっかけは?

独立しようと思われた
きっかけは?

INTERVIEW 07

急性期の病院で仕事をしていて、顕微鏡手術だけでなくカテーテル治療や内視鏡手術の資格を取って、かなりの経験値を積ませていただきました。なので、脳外科の手術に関しては大体はできるようになったと思います。
けれど診療をしているうちに再発を起こす方が多いことに気づいて、病院では急性期しか診ることができず、そういった患者様に対してのフォローができないということを知りました。ある程度はそういった方も外来で診られますが、十分なケアを行うためには急性期病院では難しいと思いました。そこでフォローの部分を担うようなクリニックを調べてみたら、ほとんどなかったのです。

脳外科出身で開業する医師は開業医全体の1.8%くらいで、ほとんどは病院勤めです。なので、急性期治療が終わった患者様のフォローの多くは内科クリニックで行われています。内科医は頭の専門ではないので「それはまずいのではないか?」という思いがあったのですが、脳外科医は手術が好きで「現場にいたい」という方が多いので、あまり開業したがりません。私もその1人だったのですが、「誰かがやらないと、状況は変わらないのではないか?」「誰もやらないなら、自分がやるしかない」と思ったことがきっかけで、独立開業を考えるようになりました。

開業場所に伏見を選んだ理由は?

開業場所に伏見を選んだ
理由は?

INTERVIEW 08

地元なので土地勘があるということと、京大の関連病院があるので紹介・連携しやすいということがありました。やはり1人だけで検査から治療までを完結することは難しいので、周囲とコミュニケーションが取りやすい場所として伏見が適していると思いました。
大きな病院に行かれていた方が地域に戻られた時の受け皿になりたくて、MRI検査などの専門的な検査が受けられる場所を用意しようと考えたわけです。そして、その際には病診連携が重要ということで、現在の場所を選びました。

MRI検査は“即日検査・
即日結果説明”が基本
心配事をその日のうちに解消

やまな脳神経クリニックの診療理念を教えてください

やまな脳神経クリニックの
診療理念を教えてください

INTERVIEW 09

一番大きいのは「再発を防ぎたい」「悪くなる前に治療したい」という部分です。元気な期間を長く過ごせるということが大切だと思うので、早期発見・早期治療がとても重要になります。
あと脳神経外科というのはほとんど大きい病院にしかないので、フットワークが軽くないのです。地域のかかりつけ医の方がMRI検査を依頼しようと思っても、2~3ヶ月待ちですぐに撮れないという状況なので、それはまずいのではないかと思いまして、「来院してすぐにMRIが撮れます」「心配事がその日のうちに解消できます」という部分がもう1つのコンセプトになっています。

MRI検査の“即日検査・即日結果説明”ということですね?

MRI検査の“即日検査・即日
結果説明”ということですね?

INTERVIEW 10

やはり不安を感じてご来院される方がほとんどなので、「じゃあ2~3ヶ月後にMRIを撮りましょう」ではだめです。例えば、脳卒中はすぐに検査が必要なのに、すぐに撮れないという実態があって、そのジレンマを解消する役割を当院が担えればと思っています。

院内の内装にはどんなこだわりがありますか?

院内の内装にはどんな
こだわりがありますか?

INTERVIEW 11

リラックスできる空間を意識して、カフェやホテルのラウンジのような雰囲気にしたいという思いがありました。院内の空間も広めにスペースをとってゆとりのある感じにしています。

40歳を超えたら一度はMRI検査を
年齢とともにリスクが
増す脳卒中を早期発見

“地域のかかりつけ医”という側面も大事にされていると思うのですが、普段はどういう雰囲気で診察されているのですか?

“地域のかかりつけ医”という
側面も大事にされていると
思うのですが、普段はどういう
雰囲気で診察されている
のですか?

INTERVIEW 12

緊張で血圧が上がってしまうという方もおられるので、リラックスできるような言葉をかけたりして、アットホームな雰囲気で診られるように心がけています。カルテ入力もなるべく後にして、診察中は患者様のお話をしっかり聞くようにしています。

あと、あまり空間が広いと患者様が距離を感じてしまうので、診察室はあえて広すぎない空間にしています。患者様に説明する時も、モニターを患者様の方へ向けられるようモニターアームを付けていて、同じものを見せながら説明することでより理解してもらえるようにしています。
モニターが固定されていて、患者様がそれをのぞき込むような形だと「教えてもらっている」という雰囲気が強く出ますが、モニターを患者様側に向けることで「一緒に見る」という印象になります。

最後に、HPをご覧の方へメッセージをお願いします

最後に、HPをご覧の方へ
メッセージをお願いします

INTERVIEW 13

脳神経外科と聞くと敷居が高くて、あまり関わりたくないと思う方もおられるかもしれませんが、本当に些細な心配事、脳卒中などだけでなく、肩こりや腰痛など色々なことを相談してもらえたらと思います。小さな医院ですが、すぐにMRI検査ができるというのは強みですし、なるべくストレスを抑えるように努力しています。

40歳を超えたら1回はMRI検査を受けて欲しいですし、50~60代になられたら年1回くらいはMRIを撮られた方が良いと思います。だんだん血管も動脈硬化で硬くなって変形してきますし、どこにリスクが潜んでいるかわからないので、定期的にお越しいただければと思います。

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